第01回【免責金額とは】 今回は保険証券でよく見かける『免責金額』という保険用語についてご説明します。 英語ではよく“Excess”“Deductible”と呼んでいます。 『免責金額』とは、事故が発生し保険会社が保険金を支払う際に、保険金から差し引かれる金額のことを言います。 以下具体例をみてみましょう。 ●保険金額:1億円 ●免責金額:100万円 という設定の場合 例①50万円の事故が発生した場合の保険金 50万円<100万円 免責金額以下ということで保険金はおりません。 例②300万円の事故が発生した場合の保険金 300万円-100万円=200万円が保険金となります。 このように、損害額から常に差し引かれる金額、つまり自己負担額を『免責金額』と呼んでいます。(英語では“SIR(Self Insured Retention)”“Retained Limit”と呼んでいます)一般的にこの『免責金額』の設定は保険料算出において影響を及ぼす1つの要素となっております。 これによく似たもので『フランチャイズ“Franchise”』という用語があります。 これは単なる免責方式とは少々異なり、損害金額が免責金額を超えた場合には、その全額を補償するという考え方です。 ●保険金額:1億円 ●フランチャイズ:100万円という設定の場合 例①50万円の事故が発生した場合の保険金 50万円<100万円 免責金額未満ということで保険金はおりません。 例②300万円の事故が発生した場合 ⇒ 保険金は300万円です。 100万円以上の事故が発生した場合は損害金額全額を補償致します。 常に保険金から差し引かれる『免責』と比べると、保険料率は一般的に高くなる傾向があります。